歯科で働くとこんなメリットがある!

看護職にも様々な分野がありますが、看護師の資格を活かして歯科、口腔外科で働きたいと考えたときの看護師にとってのメリットを説明します。

歯科で働くとこんなメリットがある!

夜勤や残業がない

歯科、口腔外科は外来医院に設置されていることが多く、そのため夜勤がほぼありません。さらに外来のみの歯科、口腔外科のクリニックでの看護師は医師の診療補助や患者の問診、受付、補助が仕事であるため、診療時間終了後の残業が発生することはほとんどありません。ほとんどの一般歯科のクリニックでは休日固定、日勤のみで就業時間が安定しており、そのため家庭と育児を両立したい看護師や、プライベートを大切にしたい看護師、安定して働きたい看護師にはおすすめです。

負担が少ない

他の診療科では、患者の容態が急変して亡くなってしまうということが少なくありません。特に手術後の患者は急変するリスクが高く、看護師にとっても大変大きな精神的ストレスを受けることがあります。歯科や口腔外科を受診する患者は、眼科や耳鼻咽喉科などの患者のように疾患が生命を脅かしたり、手術後に容態の急変を起こすことはほどんとありません。患者の急変や死亡リスクが極めて低い職場のため、受ける精神的なストレスも少なく他の科よりも穏やかに看護を提供することができるでしょう。

普段から役立つ知識が得られる

歯科、口腔外科では、看護師も歯科衛生士と同じように患者の口腔ケアや歯磨き指導、保健指導を行います。これらの指導内容は、患者だけでなく看護師自身や家族の口腔ケアに活かすことができます。特に小さな子どものいる家庭や親の介護をしている看護師にとっては、プライベートでも役に立つ虫歯や歯周病のリスクを下げる専門的な知識を得られるのは大きなメリットとであるいえます。患者への正しいブラッシングの指導をすることは、自分自身や家族の健康を守ることにも繋がっていくでしょう。

採用されやすい

歯科、口腔外科の看護師は、看護師の経験と知識があれば未経験でも採用されやすいです。歯科、口腔外科の知識や専門機器の使い方を取得する必要性がありますが、歯科助手に似た業務をこなすため、すんなりと仕事に馴染むことができる看護師が多いようです。病棟勤務の経験がある看護師が大学病院や総合病院の口腔外科に転職する場合は、オペの際の医師の補助や入院患者の治療の介助と日常の介助を行うため、経験がある分採用されやすい傾向があり、病棟勤務での看護師の経験や知識を活かすことができます。